15年お肉お魚を食べない生活が原因？
体調に異変が起きた
1年ほどベジタリアン生活を止めた現在のことを書いた記事。
何食食べるのが身体に良いんだろう。
1日1食がいいとか、3食規則正しくたべるのがいいとか･･･。
悩む人も多いのではないだろうか？
お肉は良くない、お肉は食べた方がいい。
野菜は生は身体が冷えるから良くない、野菜は毎日食べた方が良い。
牛乳は良くない、牛乳は良い。
アレは良い、アレはダメ･･･。
（この記事でベジタリアン・そうで無い人の考えを否定するものではなく、私個人の考えや体験をお話ししています。）
私は15年以上1日1食だった。
誰かに言われたからというのではなく、自然とそうなった。
もともと食べることに積極的ではなく、食べなきゃ食べないで何とか過ごせていたし、
集中して仕事してるのに時間になったら昼食といわれるとイラッとした。
朝だって白湯を飲めば充分でお腹はすいていない。
なのに朝食べなくちゃ元気が出ないでしょ？って言われるとついつい仕方なく食べる･･･、とお腹を壊していた。
「私は、わたしの食べたい時間に食べたいものだけを食べて過ごす。」
と決めた瞬間があった。
1日3食って誰が決めたの？
私はもう大人。自分のことは自分で管理する。
子供の頃から体が小さくて小食だった。だからといって病弱ということもなく普通に元気だし運動も好きだった。でも親は「食べないと勉強できない」「朝食べないと頭が悪くなる」「ご飯食べないと風邪を引く」と半ば強引に食べさせていた。
まぁ、そのお陰できっと元気に過ごして無事に大人になったのだ。小食の子供に何とか食べさせようとあの手この手で大変だっただろう。親の愛を感じ有り難いと思う。
しかし、もう十分に大人だ。（当時37歳）
成長期じゃないのだからそんなに栄養を必要としているのか？
好きなタイミングで好きなモノを食べていたら夕食の1回を食べるというスタイルになっていった。
お肉はお肉になる過程を知って悲しなったから口にするのが嫌になった。
お魚は生きて泳いでいるのを見ている方が好きだ。
野菜は生でも蒸しても焼いても美味しい･･･、納豆・豆腐・わかめがあれば満足。
ただそんな感じでベジタリアン。
食べたい時間に食べたいものだけを食べるようになったら、食事に対してのストレスがなくなった。
「食べないとダメ･･･」という呪縛から解き放たれた感じがしたから。
身体が軽くなって快適だと思ったが、周囲からは心配されていた。
「痩せたね？大丈夫？食べなくちゃダメだよ。」
なにがダメなの？本当に大きなお世話だと思ったけど、親しければ親しいほど、心配してくれた。
いつも健康診断の結果はひとつのD判定のみで、オールA。どこも悪くない。
D判定があったらオールAとは言わない？
そのD判定は、「体重が軽すぎます」だ。
ダイエットを薦められる人もいると思うが、全くその逆。
「食べてください、太ってください」と言われる。
趣味はクラッシックバレエに筋トレ、ジョギングだし、体力もそこそこあると思っていたが、
そんな暮らしから15年。
ちょっとした異変が起きたのだ。
爪が割れるようになった、足の爪に縦に亀裂が入った
なんか元気が出ない、
眠れない、
憂鬱な気分、
食欲がもっとなくなってる、
疲れやすい、
あれ、急に上半身だけ暑い･･･。
思い当たること･･･、そうだ「更年期障害」。
更年期については改めて書くが、更年期障害はツライ。
自分なりに調べてみると、タンパク質が足りてないのかもしれないと思うようになった。
筋トレが趣味なのにタンパク質を取らないなんてダメでしょってツッコミはごもっとも。
粉のプロテインをいくつも試したけど、いつもお腹を壊すのだ。ホエイはもちろん大豆、エンドウ豆など手当たり次第に注文した。
どれもダメなのは、腸内環境が悪いと思い「ロイテリ菌」を試すと同時に、ライスプロテインにしてみた。
これが良かったようだ。お腹は壊さなくなった。
更年期障害特有の症状は収まっていないものの、プロテインを取るようになって少しだけ身体が元気になってきたように思う。
目玉焼きを食べてみた、美味しかった。
ハッキリとした形がなければお肉も食べれた。
好きなタイミングで好きなモノを食べるスタイルは精神的には良い。
でも何を食べたかで次の日のパフォーマンスが大きく変わることが身にしみた。
若いときは何とか乗り切れるのだろうけど、
更年期に入れば、成長期と同じように丁寧に栄養のバランスを考える必要があるのだ。
『好き嫌いを克服する必要はない。』
食べたくないものを無理に食べるではなく、必要な栄養は何かで補うと身体が喜ぶ。
そんなことを今実感しているところだ。
完全ベジタリアン食を目指す方はきっと本当に栄養のバランスを考えてるのだ、私のように好き嫌いの延長のようなベジタリアンではおそらく体調に良くない。
その人、その年齢、その肉体にあった栄養のバランスがきっとある。
体調が良くないと思ったら、食生活を見直してみるキッカケなのかもしれない。
年を取るにもエネルギーが必要なのだ、今はそう思う。
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