世界は言葉で出来ている・・・、
「考えるということは、要するに自分で何か映像をつむぎだしていくということだ。何かが、あたかも自分の眼にはっきりと映るかのようにしていくのが『考える』ことだ。どんな人でも、結局はそういうふうにして考えている」
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン
考える・・・を考える??
禅問答のようなことになってしまうが、
「思考するとは、言葉にすることだ。」
難しい話をしたかった訳ではないが、なんとなくそんなことを友人と話していた。
友人といってもずいぶん年下だが、2年ほどの付き合いで自分のスキルを使って自営業をしている好青年だ。
・・・彼は、時間は平等なのかという問いを自ら立て…、存在やコトバ、愛についてまで紡いでいた。
ネットで検索して分かった気になる人が多い中で、逆説にしたり疑ってみたりと思いを巡らし言葉にしていた。
「頭でボヤッと思っている状態で考えたよと言ってもそれは考えたとは言わない。
思考とは、言葉にすること。世界は言葉でできている。
とはいえ、非言語の世界もあるに違いない」
というのだ。
(…そう言っても、それがあるこということも結局は言葉で説明しなければいけないのだが。)
彼は続ける・・・、
−−「愛してる」と言葉で説明するのではなく、抱きしめた方が伝わる時もある。
とキラキラした目でそう言った。
なるほど、恋してるのかぁ・・・。
彼が抱きしめるその時、
優しさと守ってあげたいと思う強さが血液に溶け込み全身を流れているのだろう。
ギュッとなのか、そっとなのかは分からないが、
暖かい腕と確かに響く胸のその鼓動から愛が伝わる。
そうだね、そこに言葉はいらない。

貴方はどんな非言語の世界を言葉にしますか?
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