占いの現場・・・占いジプシー(占い依存症)編

占い

占いジプシー(占い依存症)になると、そこから抜け出すのは本当に大変です。


何ひとつ自分で決められなくなり、極端な話、食べるのも着るものも占い師にきいて決めてもらうようになります。そして高額な請求をどんどん支払ってしまうことに抵抗がなくなっていくのです。
初めは寄り添うフリをして気持ちを掴み、そのうち不安を煽り、言う通りにしないとトンデモナイ悪いことが起きると恐怖を植え付けていく。
占い師と語る詐欺師か洗脳商法の悪徳集団が、依存状態を作っていくのです。
たしかに依存になりやすい傾向の人はいます。そういう人の鑑定をするときは占い師は気をつけてあげるべきだと思っています。


自分の人生は自分で選択して切り開いていくもの。
占いはひとつの選択を提示しているだけだということを占い師は忘れてはいけません。

占いをひとつの仕事(商売)と考えれば、集客したり人数をこなしたりリピート率をあげるのは当然でといえば当然ですが、人が幸せになるようにアドバイスするということが大前提なのです。

近年、不倫や復縁、略奪がうまくいくように透視や霊視をしますという占いサイトなどを見かけますが、そんなことあるわけ無いと私は思っています。
占いで出来るのは、クライアントさんがご自身の人生の選択が出来ることを応援することです。


占い師の立場で占いジプシー(占い依存症)のことを書きましたが、本当にそのことで悩んでいる方がいたら、まずは精神科の依存専門医の先生に相談することをオススメします。依存専門医かどうかは電話で確かめると良いと思います。
カードローンや借金してしまって困っていたら弁護士さんが相談に乗ってくれます。
悪徳占い商法にハマっていると気付けたことが第一歩です。
絶望が希望の始まりです。大丈夫。きっと新しい道が開けてきます。

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